【Conophytum calculus】コノフィツム カルキュルスの実生栽培について|発芽率を上げるコツと成長記録

コノフィツム カルキュルスの種を手に入れたので、実生の方法について今回はまとめていこうと思います。

本記事では

  • カルキュルスとはどんな植物なのか
  • 実生栽培について(下処理・用土・種まき・管理・環境)
  • 発芽について
  • 育成のポイント

を実体験ベースで解説します。

カルキュルスとは

実生の解説に入る前にカルキュルスがどのような植物なのか解説します。

カルキュルスは1908年にドイツの植物学者であるアルヴィン・ベルガーによって当時はメセン属の「Mesembryanthemum calculus」という学名で発表されました。

その後、1922年にイギリスの植物学者ニコラス・エドワード・ブラウンによってコノフィツム属(Conophytum)が新設され、カルキュルスをはじめとしたメセン属の一部の種がコノフィツムに分類されたことでカルキュルスの学名は「Conophytum calculus」となりました。

名前(種小名)の由来はラテン語で「小石、玉石」ラテン語の「calculus」が由来となっている。
その名の通り小石のような小さくコロっとした見た目で、ヒスイのように美しい青緑色をしています。
花は本体の頂点部から黄色く小さな花が咲きます。

同じコノフィツムのブルゲリなどと同じく秋~冬の間に成長期を迎える冬型の多肉植物であり、夏には休眠に入る生態をしています。

種の下処理

カルキュルスの種はとても小さく、吸水させると種まきが非常に大変になるので吸水はさせずにそのまま蒔きます。
種が小さいので蒔いた後、土が湿っていれば勝手に吸水されます。
特に皮を剥いたりなどの下処理も必要ありません。

用土

用土はいつもの珍奇植物の用土を使用します。

この用土を鉢の8割くらいまで入れて熱湯消毒をし、その後用土の上にバーミキュライトを5mmほどの厚さになるように敷きます。

種まき

種まきは種同士が重ならないように爪楊枝で1個ずつ用土の上にポン置きして蒔いていきます。
手でパーッと蒔いても発芽自体はするのですが、植え替え時に根が絡み合って外すのが大変なので丁寧に蒔いた方が後が楽です。

種蒔きのやり方の詳細はブルゲリの記事で紹介しています。

管理と環境

種まき後は霧吹きをかけて腰水で管理します。
特にラップなどはかけず、朝晩で霧吹きをして保湿して管理します。

栽培環境は屋内で植物用のライトを当てて管理しています。
種まき時期は9月の上旬、気温が約25~27℃程の環境で管理しています。

冬型植物で気温の低い時期に成長期を迎える植物ではあるものの、発芽の際にはそこそこ気温が必要なので、夏の終わりの最高温度が25~28℃くらいの時期に種まきするのがオススメです。

発芽

種まきから約1週間後、発芽してきました!

発芽した時点で結構はっきりした綺麗な緑色をしています。

同じコノフィツムのブルゲリと比べて成長速度が速いのか、発芽から1~2週間もするとかなりしっかりとした姿に育ってきました。

何個か鉢を用意して種蒔きをしたのですが、光がよく当たっているところの鉢の方が良く育って発芽率も高かったので、光がかなり好きな種類なのかもしれません。

育成のポイント

コノフィツム カルキュルスの育て方のポイントとしては

①丁寧に種を蒔く
②光の当たる所に置く

この2点かなと思います。
あまり育成のポイントが見つからないくらい発芽に苦労しませんでしたし、成長も早いのでかなり実生で育てやすい類の植物だと思います。

300粒ほど蒔いて238個発芽しましたので、発芽率は約79%でした。
冬型で涼しい時期に蒔いたのもあって、発芽率も育つスピードも速くなっているのかもしれません。

ある程度発芽率をマーク出来た方法でしたので、もしカルキュルスの実生に挑戦される方はぜひご参考頂けますと幸いです。

それではまた!

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