【Dorstenia gigas】ドルステニア・ギガスの挿し木栽培⑤
皆様こんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!
前回まででひと段落したドルステニア・ギガスの挿し木栽培のその後についてまとめていきます。
↓前回の記事↓
その後4本のギガスが生き残ったのですが、その内1本が先の方がカリカリに枯れてしまったのでダメになってしまいました…
生き残った3本のうち、2本は挿し木前にもともと生えていた葉ではなく新しい葉を生やして幹が太くなり始めました。
現在成功している挿し木が
①光(LED)によく当たっている
②水を与える→土が乾くのサイクルが3~4日
③温度の高い温室の上段にいた
この条件で育てているものが根を生やし、根腐れや先枯れが起きずに葉を生やしておりました。
挿し木の途中でだめになるパターンとしては根腐れ・先枯れが多く、これらは水のゃりすぎ(土が湿りすぎ)や光が強すぎてしまった場合によく起こってきた兆候があります。
途中爬虫類用のライトを当ててしまって枯れてしまったのは恐らく土が乾くのが早くなってしまったのと、LEDではないバスキングライトを当ててしまったのが良くなかったのかなぁという感じです。
葉っぱが生え始めたのは気温が平均10℃、室温が15~20℃以上に安定してきたころあたりからなので、気温が下がり始める11月から始めずに4月ごろの気温が上がる時期にやれば成功率が上がるのかなぁと感じました。
まとめるとドルステニア・ギガスの挿し木は
①温度:15~20℃以上
②水やり:土が乾いたら。
上記の温度以上で通気を良くして3~4日以内には土が乾いているようにする。
③光量:太陽光もしくはLEDの光を10時間以上当てる。(夏の直射日光や、光自体に強い熱量を持つライトだと先枯れするので避ける)
上記の条件下だと成功しやすくなると考えられます。
図らずしも冬場にやったおかげで条件の良い温度のデータを取ることが出来ました!
著者は思い立ったが吉日で行動しているので11月にやり始めてしまいましたが、
この記事を読んでらっしゃる読者の方は4~5月の暖かくて太陽光がちょうど良い時期に始めることをお勧めします!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!