何度か試してたどり着いた!パキポディウムの太らせ方のポイント!

皆様こんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!
ビザプラ研究室では3年ほどパキポディウムの実生栽培をしておりまして、栽培を重ねていく中でただ栽培するだけでなくパキポディウムをぷっくりと太らせていくやり方をつかんできたので今回の記事でまとめていきたいと思います!

太らせていく3つのポイント

栽培を重ねていく中で下記の3つの要因を工夫した苗が太っていくことがわかりました。

・種を蒔く時期
・植え替え
・水と肥料

この3点を工夫した苗は下記の画像の株のように種を蒔いてから1シーズンで丸々と育ちました。

逆に初年度に種を蒔いて、上記の3つのポイントを守っていない苗は成長が遅く、2シーズン目の夏ごろにようやく大きくなることが多かったです。
そんな3つのポイントについて詳しく解説していきます!

種を蒔く時期

種を蒔く時期については種が発芽してくれる温度になる5~6月頃に蒔くのがベストだと感じました。

理由としては単純に発芽してからの生育が良くなる期間が長くなるという点です。

パキポディウムは夏型の植物で5~9月頃まで生育が良くなるため、発芽タイミングを生育期間の最初の方にすることで成長を変なところで止めることなく太らせていくことが出来ます。

出来ることなら4月頃に蒔いた方が良いのですが、パキポディウムの発芽温度に達しない日も度々ある季節なので、保温設備がない場合は5月がオススメです!

植え替え

1つのポットに複数個の種を蒔いて、ちょっと育って手狭になりそれぞれ別のポットに植え替えようかな~となるときがあるかと思うのですが、
種を蒔いたシーズンは絶対に植え替えをしない方が良いです!

発芽してから1年経つ前に植え替えをしてしまうと根が傷ついてしまい、成長に回す用の体力が根の回復の方に回されてしまうので逆に成長が止まります。
著者は初めてパキポディウムを栽培したときにすべて植替えしてしまい、高さ1.5cmほどで成長が止めてしまうことがございました。
一応成長が止まってしまった場合でも2年目にちゃんと成長してくれましたが、1年分の成長をスキップしてしまうことになってしまう・枯れる原因を作ってしまうので、1年目は植え替えをしないことをオススメします!

1回成長を止めてから2年目に伸びた苗

水と肥料

水と肥料は2年目までバンバンあげた方が良いです。
とは言ってもずっと土が湿っている状態だと根腐れを起こしてしまうので、きちんと日光に当てて土が完全に乾いたのを確認したのちにいっぱいあげましょう!!
↓水やりのタイミングについてはこちら↓

パキポディウムを栽培しているナーセリーの方に聞いたところ、塊根部が太って枝が出始めたころに水をたくさんあげてしまうと塊根部が太くならず、枝の部分が太ってしまうらしいので、水を絞る時期については枝の出始めのタイミングがベストかと思われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ビザプラ研究室では今回ご紹介した3つのポイントを工夫することでいい感じに太く育てることが出来ています!
パキポディウムがあまり育たないな~と感じる方は是非ご参考ください!

パキポディウムを太らせるのにもっと良い方法もあるかと思いますので、今後も栽培を続けて研究していきたいと思います!

それではまた!

↓パキポディウムの実生の基本のやり方↓

↓パキポディウムの種類一覧はこちら↓

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