【Operculicarya pachypus】オペルクリカリア パキプスの実生栽培について① ~フタ開け編~

皆様こんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!
いつも利用しているSeed stockさんに塊根植物の王様パキプスの種子が入荷したと通知が来たので、さっそく購入して実生栽培に挑戦することにしました!

種の用意

実はパキプスの実生栽培には過去2回ほど挑戦しており、その2回とも失敗しているので今回は絶対成功させるために

・果肉が除去されて沈下テストが行われている種まき用の種子
・選定ではじかれて「パキプスくじ」として激安で売られていたもの

この2種l類の種子を用意いたしまして、初めにパキプスくじの種子を使って下処理の練習をし、本番用の種の下処理に臨みたいと思います!

左が果肉も除去されていないパキプスくじ、右が諸々処理された種子

蓋開けの下処理

パキプスの下処理は過去に先人の知識を借りて
「ヤスリで硬いからの部分を削る」
「洗剤に浸けてちょっと殻を溶かす」
など試してみたのですが結局うまくいかず、
その後パキプスにはフタと呼ばれる簡単にかたい殻が取れる部分があるという話を聞いたので、今回はフタ開け処理に挑戦していきたいと思います!

まずは種の周りについている果肉を除去します。

まだ赤い果肉がついている種子

そしていざフタ開けをしようと思ったのですが…
フタがどこだかわかりません・・・
他の方のブログを見る限り、めっちゃくっきり丸いフタが確認できていたのですが、自分の種子には確認できません…

フタが見当たらない種子

とりあえずフタがどの位置にどこにあるかわからないとフタ開けがスタートできないので、
練習用のパキプスくじの種の外周を切り取ってどこがフタなのか確認していきます。

そうして3~4個切っているうちに、なんか簡単にパカッと外皮が外れる部分があることに気が付きました。

パカッと外れた様子

さらにいくつか検証したところ、
パキプス種子のフタはヘタの位置から見て左下の辺りにあるということがわかりました!

フタの位置が分かったところで本番用の種子も下処理していきます!
フタ開けをしたらいつものようにメネデール希釈水に浸けていきます。
他の塊根植物の種の経験的に半日くらい浸けた状態が一番発芽している気がするので、今回も同じように浸けていきます。
本番用の種子5粒、練習用で何か良さげだった2粒の合計7粒で挑みます!

しばらく浸しまして、また別の記事で種まきと発芽についての記事をまとめたいと思います!

それではまた!

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