【Adenium】アデニウムの実生栽培について
皆様こんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!
今回はアデニウムの実生を何回か行い、栽培方法が固まってきたのでまとめようと思います。

種の準備と種まき
今回はアデニウム ゴッジ オリジナルとアデニウム キングコングの種子を用意しました。
種は大体半日~1日ほどメネデール希釈水に浸けこみます。
1年以上たった古い種子の場合は1日半くらいちょっと長めに浸け込みます。
用土は赤玉土+ピートモス+桐生砂のミックス。
よくある差し芽用の用土やビザプラ研究室の万能用土でもいけます。
用土の上に種をそのまま置いて、覆土もラップもせずに植物用ライトに当て、腰水管理で発芽を待ちます。
アデニウムの種子は体感的にあんまりカビることがないので、浸水させる際の水や霧吹きにベントレートなどの消毒薬を入れずとも問題なく映えてくる場合が多いです!
種まきに適した気温は大体25℃以上ですが、28~30℃以上の高い温度の方が安定して発芽してくるので、6~8月くらいがオススメです!
発芽とその後の管理
種を蒔いてから大体2週間ほど経つと徐々に発芽してきます!(早いと1週間以内に出てくることも)
発芽した後はニョキっと茎部分が伸びて双葉を展開するのですが、種の殻が葉の部分についたまま取れないことがあります。
そういったときに無理に手で取ろうとすると双葉を傷つけてしまうことがございますので、基本的には触らずに霧吹きで殻をふやかして自力で出てこれるように応援してあげましょう!
発芽からしばらくすると4枚目の葉っぱ(本葉)が出てきます。
本葉が出てきたら明るい日陰に移動して少しずつ日光に慣らしていきつつ腰水を卒業させます。
早く成長させるには日光にさらすのが一番ではありますが、発芽したての苗はまだ弱いので少しずつ慣らしてください。
腰水をやめて土を乾かすことで、植物は水を貯めようと根を伸ばしたり、水分を貯めこもうとしたりするので本葉が出てきたら少し早めに腰水は卒業して通常の水やりに切り替えてOKです!
まとめ
アデニウムの実生栽培についてこれまでの成功体験をもとにまとめてみました!
アデニウムは他の塊根植物のパキポディウムやユーフォルビア、サボテン系の植物に比べて実生の難易度も低く、薬品系を用意する必要もないですし
大きくなれば綺麗な花を咲かせてくれたりするので実生初めての方にもオススメです!
皆様も実生に挑戦する際にはぜひご参考にしていただけますと幸いです!
それではまた!!