【Pachypodium gracilius】パキポディウム グラキリスの実生栽培について

皆さんこんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!

今回は満を持してパキポディウム グラキリスの実生栽培について、これまでの栽培経験をもとにまとめていきます!
長くなりますが何卒お付き合いください!

実生栽培の適正季節

グラキリスは気温で言うと大体20~25℃を超えたあたりの季節から加温なしで発芽させることが出来るので、上記温度になる4~5月ごろに始めるのがオススメです!
気温が安定して20~25℃になっているのであれば3月頃から始められます。

大体5~9月頃までが成長のハイシーズンとなりますので、ハイシーズンに日光に当たって成長が出来るようにできるだけ早い時期から実生を始めると1年目から大きくすることが出来ます!

種の下処理

種は種まきをする前にメネデールを100倍希釈した水に半日~1晩ほど浸水させます。
特に皮を剥いたり切れ込みを入れるなどの処理は不要です。

用土の準備と種まき

用土はいろいろ試しましたが、発芽をさせるだけであれば小粒の赤玉土・鹿沼土・軽石を混ぜた土でも大丈夫です。

ただこれのみだと土が固まってしまうせいか発芽時の根張りが悪くなるので、種を蒔くときは上から柔らかいバーミキュライトを敷くのをオススメします。

発芽してから1年目は植え替えしない方が成長が早いので、出来れば↓の土のような発芽後もそのまま育てられる土にしておくのがオススメです!

また、用土種を蒔く前に必ず熱湯で消毒&洗い流しをするのをオススメします!
単純にこれから腰水で管理する際に水が汚れなくなるのと、おまじない程度ですが消毒になるので種がカビる可能性が低くなるような気がしております。

肝心の種まき方法なのですが、種を用土の上にポンと置くだけで大丈夫です。
特に上から土をかけたりもしなくて大丈夫です。

基本的にパキポディウムの種はものすごくカビやすいので、種を蒔いたらダコニールなどの消毒剤を霧吹きして消毒し、ラップはせずに管理します。
ただ種が乾き切ってしまうと発芽しないので、カピカピにならないよう腰水で管理しつつ植物用のLEDに当てて発芽を待ちます。

温度が適当であれば種を蒔いてから大体2週間ほどで発芽が見られるようになります。

発芽後の栽培について

発芽後は本葉が4枚以上になるまでは結構デリケートなので、遮光した日光下か植物用ライトで育てます。
本葉が4枚以上になったら少しずつ日光に慣れさせます。7~8月の強い直射日光に急に1日晒すと葉焼けし切って弱ることがあるので、遮光をするか明るい日陰で1週間ほど慣らしてから日光に当てましょう。

直射日光下で育てられるようになった苗

発芽後1か月もするとグラキリスらしい葉を展開し始めます。
ここまで来たらあとはひたすら
水をたっぷりあげる→土が乾くまで待つ→また水をあげる
のサイクルを夏の終わりまで繰り返して大きくした行きます。

冬場の管理

15℃を下回る気温の季節になると成長が鈍化してきます。


そして土が乾く速度が遅くなるので、グラキリスが水を吸わない&土がずっと湿ってる状態が起こりやすい季節になります。
この状態になると根腐れや先腐れを起こして枯れてしまいやすくなるので、気温が下がってきたら雨に濡れないように室内に入れて植物用ライトで照らして育てます。

基本的に気温が低くなっても葉が展開している間は休眠していないので、1週間に一回水をあげるかあげないかくらいの頻度で水やりをします。

葉が抜け落ち始めたら断水を開始します。
断水している間もたまに塊根部がシワシワになることがあるので、そういう時はほんの少しだけ葉を濡らしてあげたり土の表面が湿る程度に水をあげたりします。

断水して冬を超えた後、15℃を超える気温になってくると休眠から目覚めて葉を展開するので、その時には1週間に1回程度の頻度から水やりを再開します。

栽培のポイント

実生栽培の流れについては上記の通りで、

①成長シーズンにできるだけ育てるために実生栽培は出来るだけ早くやる(気温が安定したら)

②種がカビるので消毒と通気の確保

③1年目は植え替えをしない

④水やりは夏はほぼ毎日。秋は週1・2。冬は葉水程度

この辺りを気にかけてあげると成功しやすいのかなと思います!
ぜひ皆さんもグラキリスの栽培に挑戦してみてください!
それではまた!

↓パキポディウムの種類一覧はこちら↓

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