ドルステニアの実生栽培について

こんにちはビザプラ管理人のオテロイです。
今回はドルステニアの実生栽培について紹介していきます。
(今回の実生栽培方法はドルステニア ギガスも栽培実証済みです)

  1. 下準備
  2. 用土
  3. 種まき
  4. 栽培サイクル
  5. ギャラリー

下準備

種子は水300mlに対してメネデールをキャップ1杯半ほど入れた希釈水に1晩浸けて吸水させておきます。
ドルステニアには大まかに塊根状に成長していくタイプと葉をたくさん広げるタイプの2種類がいますがどちらも後述の管理方法で発芽可能です。

用土

ドルステニアの用土はピートモス:2 赤玉土:1 鹿沼土:1 ゼオライト:0.5 川砂:0.5 ベラボン:一握りを使用しています。
ドルステニアを別の塊根植物と同じ用土で実生栽培したところ、根張りが悪く発芽してから倒れてしまうことが良くありました。
そのため、根張りが良くなるようにピートモスやベラボンを混ぜて軽めの用土にして根張りが良くなるように調整しています。

種まき

上記の用土に種を優しく置き、上から薄く鹿沼土かバーミキュライトを覆土します。
覆土をした後は霧吹きで表面を湿らせ、腰水で管理します。
ドルステニアは20度以下の低温でも30以上の高温でも発芽率が悪くなってしまうので注意が必要です。
出来れば春に種まきして夏に成長させるのがベストですが、他の季節に挑戦するのであれば夏は涼しい日陰、冬はパネルヒーター等で保温するか温室内でのチャレンジになります。

種は2週間ほどで発芽しますが、3週間・4週間ほどかかって発芽したこともあるので気長に待ちましょう。

栽培サイクル

発芽したら茎が伸びてくるので倒れないようにちょっと用土を足して倒れないようにしていきます。
幼苗のうちは水切れにも直射日光にも弱いので管理人は2~3か月くらい様子を見ながら腰水で管理し、直射日光の当たらない屋外か植物用ライトに当てて管理しています。
ある程度茎と葉がしっかりしてきたら腰水をやめて用土が乾いたらたっぷり水あげをするサイクルにしていきます。
他の塊根植物に比べて手間はかかりますが、独特な見た目や奇妙な花などこれぞ珍奇植物!という感じで管理人は非常に好きです。
皆さんも是非実生に挑戦してみてください!

ギャラリー

ドルステニア ギガスの発芽したばかりの幼苗。ライトで管理すると葉が大きいわりに茎が細くなるのでこの辺りで用土を足す。
ドルステニア フォチオダの苗。成長して葉が落ちた痕が独特の模様になっていく。

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