【Operculicarya hyphaenoides】オペルクリカリア ヒファエノイデスの実生栽培について

皆様こんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!

前回オペルクリカリア パキプスの実生栽培が成功したので、それに引き続き今回は同じオペルクリア属のヒファエノイデスの実生栽培に挑戦しましたので栽培記録をまとめていきます!
↓パキプスの記事↓

種の下処理

ヒファエノイデスはパキプスと同じく硬実種子の為、かなり丁寧にした処理していきます。
まず種子についている果肉をそぎ落とし、水に1日浸けこみます。

水に浸けこみ終わったら残った果肉を綺麗に削り取り、フタを外していく…はずなのですが、フタが見当たりません…

パキプスはよく見るとうっすら種子の表面にフタの縁の線みたいなのが見えるのですが、ヒファエノイデスはそれが非常に見えづらかったです。

とりあえずカッターで種子全体を削ってみたところフタの縁が確認出来てフタ外せました!
どうやらちょっとフタが埋まっているようです。

そしてフタが外せたらメネデール希釈水にさらに1日浸けて下処理完了です!

種まき

種を浸け終えたら以前パキプスの実生の際に使用した赤玉土+鹿沼土+桐生砂の用土に種まきしていきます。

種を蒔いたら消毒剤のダコニールを希釈した水を霧吹きして、パンチングボードを被せて保湿します。
温度は約35~25℃前後で管理いたしました!

発芽

種まきから約1週間後、いくらか種から根っこが出てきました!

オペルクリカリア属を育てていて気が付いたのですが、基本的に根っこがニュッと出てきた後は
種の殻は持ち上げずに器用に葉を種から引き出す感じで発芽するようです。

翌日には葉っぱが完全に出ていました!

※鉢を移動したので向き変ってます

まとめ

ということでオペルクリカリア ヒファエノイデスの実生栽培でした!

今回はパキプスの時に試した丁寧な種の下処理を行ったことや、フタ開けの際に中の胚を傷つけなかったおかげで成功したと思われます!

また、保湿も朝晩霧吹きをしていればパンチングボードを被せとくのが湿度的にちょうど良いっぽいです。

カビの発生についてはパキプスの時に試した納豆菌ばら撒きを今回してなかったのですが、カビの発生率はほぼ変わらなかったので正直あんまり意味なかったと思われます()
ベントレート使った方が良さそうです!

次回オペルクリカリア属の植物の実生をするときは
パキプスの時の試行錯誤と今回のヒファエノイデスの実生で検証した内容を参照して実用的な方法を選んで挑戦してみようと思います!

それではまた!

↓パキプスの最初の記事↓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です