【Operculicarya pachypus】オペルクリカリア パキプスの実生栽培について③

皆様こんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!

前回2回目のパキプスの実生に再挑戦していたのですが、2回目も全滅となりました…

2回目は種から根っこが伸びてくることもなく、ただただ種がカビてしまったり、種が乾燥してダメになっていました。

しかしここで引き下がってしまっては
パキプスの種を買うために我慢したなけなしの食費が無駄になってしまう…!!

ひいては珍奇植物の実生をやっているものとしての沽券に関わるので、今回は3度目の正直としてもう一回パキプスの実生に挑戦していきます!!

種の下処理

ということで恒例の実生前の種の下処理をしていきます。
果肉の除去や種のフタの外し方はパート①にて記載してますのでこちらをご参照ください!

今回は絶対成功成功させたいので、他のパキプスの実生をやっている方の意見を参照し、果肉を除去した後に5時間・フタを開けた後に8時間メネデール希釈水に浸けこみました。

本来ならベントレートを入れた方が良いらしいのですが、3回目の種購入で予算が尽きたので手持ちのメネデールのみで行きます。
(ダコニールだと強すぎるらしく使えなかった)

種まき

前回の種が全部カビてしまったので、対策として今回は粒子が大きく水捌けと通気の良い用土に変更いたしました。
ほぼ砂利といっても過言ではありません

この用土の上に種をポン置きして消毒剤のダコニールを溶かした水を霧吹きしていきます。

ここまで種を水に浸ける時間と用土の対策をしてきましたが、今回はさらにダメ押しでもう一つ奥の手を用意しました。

奥義!納豆菌ばら撒き!!!

これはインスタで見かけた技で
菌の中で納豆菌はめちゃくちゃ強い菌だから、用土の上で納豆をかき混ぜて納豆菌を用土の上に拡散しておけばカビ菌が納豆菌に負けてカビが生えないという、
科学的根拠に基づいているっぽい気がする眉唾の雰囲気満点の奥義なのである!!

しかしもう最早オカルトかどうかなんてどうでもいい!試して効けば良かろうなのだ!!!!!!
※この後納豆は著者が責任をもって食べました。

そして種が乾燥しないようにパンチングボードを上にかけて待ちます。

2週間後

そんなこんなで霧吹きで毎日朝晩保湿しながら待つこと2週間。
いつも通り霧吹きしようとパンチングボードを持ち上げると…

発芽してる!!!!!
しかも双葉がもう出そうなところまで!!

双葉の展開の邪魔にならないよう、発芽しているポットからパンチングボードを外します。
三度目にしてようやくまともに芽を拝めました…!嬉しい~!!

ここでヘタに触ると折れてしまいそうなので、霧吹きをして自力で種から出てくるのを待ちます。

まとめ

ようやく3度目の正直でパキプスの実生に成功してめちゃくちゃ嬉しいです…!!

いろんな対策をしましたが、いろいろやりすぎて最早どれが効いたのかわからないですね~
でも種の浸けこみ時間を2回に分けたことや、パンチングボードで保湿したのは確実に効いてると思います!

納豆菌は正直本当に効いてるのかわかりませんが、今ブログを書いている現時点でもカビが生えていないのでマジで効いてる可能でいがちょっとあります。

あとは用土の配合を変えたのは発芽には直接関係ないですが、根っこが容易に土の中に侵入しているようだったので結果的にパキプスにとっては良く働いたと思っています!
パキポディウム等の塊根にも良さそうなので、用土の配合はまた別途で記事にしたいと思います。

今回はこの辺りで!次回以降はまた新しい植物の栽培に挑戦していきます!

それではまた!

Follow me!

【Operculicarya pachypus】オペルクリカリア パキプスの実生栽培について③” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です