【Pachypodium eburneum】パキポディウム エブレネウムの実生栽培について
皆さんこんにちは!ビザプラ研究室のオテロイです!
今回はパキポディウム エブレネウムの実生栽培に挑戦したので、実生栽培の記録をまとめていこうと思います!

エブレネウムとは
実生栽培について話す前にエブレネウムとはどのようなパキポディウムなのか紹介したいと思います!
エブレネウム(エブルネウム)はマダガスカル中部、ヴァキナンカラトラ州の一部地域でのみ確認されている珍しいおパキポディウムです。
(現地の発音的にはエブルネウムっぽい)

標高1500~2000m程の高所に自生しており、乾燥した森林や岩の隙間など厳しい環境下に発生します。
1993年に発見され、1997年ごろに単独の種として記載されましたが、翌年1998年にロスラーツムの亜種とされました。
種小名の「eburneum」は象牙色を意味していて、その名の通り白い綺麗な樹皮に白い花を咲かせます!
個人的にはグラキリスとブレビカウレ(恵比寿笑い)の中間みたいな種だと感じています。
種の下処理と種蒔き
さて、本題の実生栽培について解説していきます!
種は蒔く前にメネデール100倍希釈液に半日ほど浸けていきます。
用土は細粒赤玉土+ピートモス+桐生砂のいつもの配合で行きます!
種は用土の上に覆土はせずにポン置き、植物用ライトにあててラップをせずに腰水で管理します。
最近暑くて腰水で粒子の小さい用土を使っていても表面が乾燥してしまうので、1日2~3回多めに霧吹きしています。
発芽
種まきをしてから約2週間、ぽつりぽつりと発芽してきました!

いつものグラキリスなどのパキポディウムのように一斉にワーっと発芽してくる感じではなく、本当に2週間経って最初の種がぽつり、3週間経ってまたぽつりみたいな発芽の仕方をしていたので、結構発芽に時間がかかるタイプなのかもしれません。(種子の鮮度にもよるとは思いますが…)

今回は12粒の種を蒔いて8粒発芽しました!
この後は本葉が出るまで屋内で管理し、その後は屋外で育てていきます。
まとめ
ということで今回はパキポディウム エブレネウムの発芽までの実生栽培の記録でした!
種を蒔いてから水に二度浸けなどはせずに土に置いたままで霧吹きしていたらぽつりぽつりと発芽してきたので、
発芽に時間かかるタイプなのだな~と感じました。
それ以外はカビも少なく発芽率も良くてやりやすかったです!
また別の記事で成長後の姿も載せていこうと思います!
それでは今回はこの辺で!それではまた!
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