【Aldrovanda vesiculosa】ムジナモの栽培に挑戦①
皆様こんにちは。ビザプラ研究室管理人のオテロイです。
今回なんと前々から欲しいと思っていた植物が手に入ったので急遽記事を書いております。
その名も【ムジナモ】世にも珍しい水生食虫食物です。
このムジナモなのですが現在埼玉県の羽生市にある宝蔵沼でしか自生しておらず、花が咲く姿は日本でしか見れないというとても貴重な植物です。
(実物が見たい方はさいたま水族館で展示されてるので是非どうぞ!)
そんな植物なので入手する機会が非常に少なく、栽培セットを販売さいたま水族館の前の直売所もいつも在庫がなかったのですが、つい先日フラっと水族館へ行った帰りに直売所へ行くと…
ある!!しかもめっちゃ置いてある!!今までの苦労何だったんや!?
本気で1年くらい行くたびに「在庫ないです」の札が出ていたのですがこの日は6セットくらい置いてありました。
大興奮で2セットを買い、家で急遽ビオトープを組み始めることにしました。

ムジナモビオトープの作り方
さて、無事ムジナモを家に持って帰ってこれたのでムジナモを栽培するためのビオトープを作ります。
ムジナモ栽培セットの横に「誰でもできるムジナモ栽培」というパンフレットがあったのでこちらを参考にしていきます。
まずムジナモの栽培環境として下記がベターのようです。
・綺麗な水
・弱酸性の水
・他の植物と一緒が好き
ほほうなるほど…ざっくりだ…しかしわかりやすい…
ひとまず上記の条件を満たせそうな材料をそろえてみました。

・小粒赤玉土
・プラケース
・ムジナモ栽培セット(ムジナモ・セリ)
・その辺の枯れ葉
この材料で組んでいきます。
ムジナモ栽培セットにセリが一緒に入っているので一緒に入れる水草を探す手間が省けました。
今12月なので何気に合う植物を探すとなると骨なんですよね…
パンフレットの内容に落ち葉も入っていたので忘れずに入れます。
この枯れ葉というのが結構ポイントでして、枯れ葉が水中・土中のバクテリアによって分解されていい感じの有機物となるのですがそれがムジナモの栄養分になるっぽいです。
また、こういったビオトープに枯葉を入れておくと枯葉のタンニンが溶け出して弱酸性のブラックウォーターに近い状態になるので水質的なところもいい感じになるでしょう!たぶん!!
あとは材料をホイホイとプラケースに入れて完成!
ムジナモは冬の季節の間「冬芽(とうが)」と呼ばれる先端の芽のみの状態で水底に沈んでいて、春になると浮上してよく見るタヌキの尻尾のような姿になるようです。
なので春まで水質の管理をしながら様子を見て栽培していきます!
ムジナモについてはまた記事を書いていきますのでよろしくお願いします!目指せ開花!

“【Aldrovanda vesiculosa】ムジナモの栽培に挑戦①” に対して1件のコメントがあります。